レトロゲーム攻略 > ファミコン > 新・里見八犬伝 > 攻略チャートその1
本作の攻略チャートを順に記載していきます。
なお、直接の攻略情報ではなくても、本作の解説になるような内容は紫文字で注釈を入れていたりします。
八犬士のうち、好きなキャラでゲームを開始します。
スタートすると、八犬士に対応した珠、仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌の選択で始まり(どの珠が誰かはキャラクター選択にて)、選んだキャラが主人公になって開始、序盤のストーリーもそれぞれのものになります(中盤以降はほぼ誰でも同じですが)。
全8キャラクターの攻略チャートを載せてもほぼほぼかぶりますので、ここでは攻略しやすい(と勝手に筆者が判断している)しんべいを主人公にした場合のルートを紹介していきます。
※もしくは、そうすけは一人旅の間は敵に会わずに多くの町を訪問して最強装備もかなり集められるため、そうすけも開始キャラによいと言われています
かのうのむら
まずは名前をつけて、簡単なストーリーが語られた後、200両を持たされ村の中からスタート。
ちなみに、本来原作ではしんべえなのですが、本作ではしんべい(他の主人公スタートで仲間にした時もそう)となっています。
このゲームの特徴として(というより当時のRPGだいたいそう)、スタートから速攻何をしてよいかわからなくなると。
とりあえず、なたを持っていますので「つかう」で装備しましょう。
今後も仲間が増えると結構武器を所持していますので、仲間が増えたら毎回荷物チェックを。
そして、村の防具屋で、少し装備を整えておきましょう。
※ある事情で今後のために何も買わないのもあり
村の人達から情報収集するも、ほぼ会話後「げぼ」の言葉とともに息絶えるという悲しき村です(お店の人達はなぜ元気なの?とか野暮は言いません)。
この後も、村人が毒などで殺された(殺されかけ)場合にも、最初話しかけた時だけ話ができ、語尾に「げぼ」がつき、二度目から死亡している(でもキャラは動いているw)というシーンが多く登場し、この「げぼ」が本作を象徴する代名詞ともなっています。
ゲロを吐くシーンでも無いですし、血を吐く擬音なんでしょうかねえ・・・。
装備を整えたら、しんべいの大事なところは、実はこの村、東側に進むと、村を出てしまうかと思いきや、隙間をあけてなぜか東側にも村があります。
こちらに重要人物の静姫がいるので話しかけます。
とりあえず、里見八犬伝のメインストーリーっぽい任務、仲間八人揃え、珠を集めてきてくれとのこと。
さっそく村を出て旅立ちを。
と言っても、本作は城に行かないとセーブできない仕様なのに、なぜかしんべいのスタート地点は近くに城が無いという、しかも敵に殺されると即ゲームオーバーでまた最初からやり直しという(ドラクエのような教会で復活、続きから、とかもない)。
いきなり激辛仕様です。
せっかく装備を整えたのにいきなり死ぬのも切ないので、次の村に行く前に少し鍛えておきます。
と言っても、本作の特徴で、序盤から突如強敵が登場したり、村の近くをちょっと離れると瞬殺されるレベルの敵しか出ないエリアだったりします。
用心に用心を重ね、レベルが2上がるくらいまでは、雑魚敵でも、げにん、たぬき、くらいとしかまともにやりあわない方が無難です。
なお、本作は逃げるの成功率もだいぶ高いですので、ある程度強い敵と出会ってしまったら迷わず逃亡を。
このあたりのコツは、何度か全滅、最初からやり直しを繰り返し体で覚えていくような、結構なキツイゲームとなっております。
※全滅するとまた最初の珠の選択から、というかなりの苦行で・・・
このあたり、ファミコン初期に多かった、アクションゲームなどで何度も死にながら敵の出現パターンを覚える、通称死にゲーの類とよく似ていますね。
最初にセーブできるところは次の村の近くにあるため、レベルが2か3になったら、迷路のような道を北へ進み、ようろうがわのさとを目指します。
ようろうがわのさと
かのうのむらからほぼ北へ進むだけで、次の村は見えてきます。
が、道中かなり強い敵も出てきますので、逃げたり戦ったり、よい判断でなんとかたどり着きましょう。
この村は、すぐ近くに城があり、殿様に話しかけるとやっと最初のセーブポイントになりますので、ここでぜひセーブしておきましょう。
以降、少し全滅でのやり直しのつらさが軽減されます。
セーブ後、ようろうがわのさとに入りましょう。
ここには最初の仲間、そうすけがいます。話しかけてパーティーに加えましょう。
ようやく一人旅から解放されますが、この時点では、装備もほぼ無く(かさが有効なくらい)、攻撃力皆無、体も貧弱ですぐ死んでしまう、とあまり仲間にしてもパーティーの戦力は上がりません。
さらに特殊な事情でそうすけの呪文は封印されていて、後ほど解除する場所に行かなければ、よくRPGにいる僧侶のようなキャラなのに、呪文が使えないままという切ない状態です。
あくまでストーリー上加えておく、くらいの気持ちで。
なお、本作の特徴として、武器・防具は、どれでも誰でも装備することができます。
ただし、装備はできても、相性のよい装備でないと、そのキャラクターの、ちからもまもりもほとんど上がらない(場合によっては0)ことも多々あります。
特にそうすけはほとんど有用な武器はありません。
仲間が死んでも復活にはかなりお金がかかりますし、そうすけはほぼ戦力外なので、戦闘は避けつつ(よほど弱い敵だけ)、次の村を目指し、川を渡り北上、とうがねのむらへ向かいます。
とうがねのむら
ようやくここで序盤の主戦力こぶんごが仲間にできます。
村の中にいるので話しかけるだけで大丈夫です。
ここで序盤から節約していれば、もしくは一切お金を使わずにいたら、武器屋でせっかんぼう200両を買うことができます。
なんと、驚くなかれ、こんな最初の村で買える武器が、こぶんごの最強装備で、攻撃力も驚きの180を誇ります。
これで当面仲間が揃うまではこぶんごがメインアタッカーになり、ほとんどの敵は一撃で倒せるようになります。
こんなバランスブレイカーがいきなり手に入るて、武器の設定ミスなんですかねえ。
そして後半、同じ攻撃力の最強武器が手に入るという謎仕様。
引き続き、仲間を求めて、今度はとうがねのむらから北西へ進み、2つの村が並んでいるおおつかのさと(左が本命)に向かいます。
おおつかのさと
ここで、後半最強の仲間へと成長を遂げるしのが仲間に加わります。
ちから、はやさも十分で、仲間で唯一、防御力強化の呪文を覚えていって、ボス戦に役立ちます。
話の中で、村を滅ぼしたげんじん(中身はらせつぼう)を倒して欲しい旨言われますが、この時点では多少こぶんごが強いだけでは相手になりませんし、先に進めなくなるような設定ではないので今回は、しのごめん、とスルーしておきます。
しのの装備を少し整えたら(と言ってもこの後どんどんお金は必要になりますので基本何も買わないのもありです)、おおつかのさとのすぐそばを流れる川沿いに北西に進み、城があるのでセーブしつつ、また北西、よりいのまちへ。
なお、このゲームでは、初期の仲間の配置されている村・町を繋ぐ道中はかなり弱い敵しか出ませんが、うっかりそのルートを外れると、序盤ではとうていかなわない強敵がいきなり出てきて瞬殺されますので、移動時は次の村への最短ルートを外れないように気をつけましょう。
よりいのまち
このあたり、新しい村・町に入るたびに仲間が増えて、道中でうっかり強敵に全滅させられない限りテンポよく進められて楽しいです。
次の仲間はどんなかな、というワクワクもあり、戦力増加が楽しくもありで。
町中でけのを仲間に加えます。
このけのは、ちょっと独特な忍者的キャラなため、鎧や兜の類は装備しても強化できず、代わりに服類で強くなれ、最強防具にあたるくろしょうぞくが安く手に入るため、早くに強化できます。
また、今のところ、そうすけが呪文を使えるようになるまでは唯一の回復呪文を使えるキャラなので重宝します。
ここから多少順番は自由ですが、近くて装備も充実するので、南西に進み橋を渡り、としまのまちへ向かいましょう。
としまのまち
人を殺めて反省中のようなどうせつが仲間になります。
ここでは、貴重な中盤までけのの主力武器として役立つふきやが、攻撃力が72となるのでぜひ買って装備させておきましょう。
お金に余裕があればかたななどもどのキャラにも役立つので一つ購入を(しのなどに)。
ここで死亡キャラ復活できるアイテム、ふしのみが購入できるようになるので覚えておきましょう。
本ゲームでは、仲間が死亡すると寺で復活させますが、なんと、レベル×50両と結構な費用がかかります。
復活アイテムのふしのみが250両なので、レベルが5以上になったら寺には行かず、このふしのみで復活させる方がお得になります。
※どこでも(戦闘中でも)復活できるのもあり、ふしのみがあれば寺は完全に不要になります・・・なぜこんな料金設定にしてしまったし
この後、道すがらと、南に進んでいってしまうと、ひとつ橋を渡ったあたりで急に敵が強くなり地獄、あっさり全滅しますので、必ず北へと来た道を戻りましょう。
よりいのまちまで戻ったら、東へ進み、川にぶつかったら橋を渡り、また川沿い東へ進み、ふるかわまちへ。
ふるかわまち
ここでも八犬士の一人、首斬り役人だったというげんぱち(犬飼現八)が仲間になります。
手前でよろいむしゃ数体とエンカウントしますが、この時点で6名パーティー&こぶんごやけのが十分戦力になっているので瞬殺できるでしょう。
いよいよ仲間もあと少しで揃いますので、最後の仲間を探しに、町を出て川沿い北西に進み、こうしんさんのむらへ。
こうしんさんのむら
八犬士最後の一人、だいかく(犬村大角)がここで仲間になります。
ここで仲間にしたところのとなりの寺に中ボス的なおにぐもがいますが、だいかくもまだ仲間にしてすぐで弱いですし、一旦後回しがよいかと。
これでついに八犬士が揃いました。
ここからいよいよ本編攻略的なものが始まりますが、まだどこに行くにもパーティーが弱いですので、まずは本作のお約束、ひたすら苦行のレベル上げが必要になります。
本作は、多くのクリア経験者の方の談+自身の経験で、普通にプレイしていると、クリアまでに30時間~40時間ほどかかり、その内8割の時間はひたすらレベル上げをしていただけ、とまで言われるほど、レベル上げに時間がかかり(物語後半では1戦闘がひたすら長い)、しかも戦闘システムがシンプルで、戦術的なものはほぼないので、強いボスにはただレベルを上げて挑むしか対応策がないという・・・。
ですので、第一次レベル上げ期がこの八犬士集結直後あたりに来ます。
戦闘時間短縮も考え、
・今の戦力で容易に倒せる村・町近くで戦闘
・お金が貯まったら武器から充実させる(戦闘時間短縮のため)
・この後無料で最強武器が手に入るような仲間の装備は後回し
を基準にしばらくレベル上げを。
途中、どうしても冒険して一気に強くなりたかったら、必ずセーブしてから、こうしんさんのむらから東、とらいみんのさとへ、道中、現段階では太刀打ちできない強敵ばかり出ますので、すべて逃げて進みます。
村の中では、それぞれの家の中で話しかけると村民から貴重な武具(一部意味の無いアイテムも)をもらえます。
この中でも、げんぱちやだいかくの最強武器となる、ちから200超えというてんぐのうちわ、そうすけが装備で255もちからが上がるじゅばくのひもなどがもらえます。
※この村でもらえるアイテムは、選択した主人公で変わるので注意です。しんべい、しのが主人公の場合しか、そうすけ最強武器のじゅばくのひもは手に入りません。
ちょっと無理してとらいみんのさとで強力武器を手に入れられると、運がよければ誰も死なずにこの近辺の強敵も倒せるようになり、倒せると今度は毎回戦闘ごとに誰かレベルが上がるようになり、レベル上げがだいぶはかどります。
そうすると、お金もだいぶ貯まりますので、そこそこの装備を揃えてしまうとこの後が楽になります。
けのの最強防具、くろしょうぞく1000両などは安いので、この時点で買ってしまいましょう。
レベルも、最低6、7くらいあればここから先にストーリー進められますが、せっかくなので全員10くらいまで上げてしまうとだいぶやりやすくなります。
レベル上げが十分できましたら(もしくは飽きましたら)、いよいよ中ボス退治に。
まずはこうしんさんの村の寺の奥で人っぽいキャラの前に立つと中ボスおにぐも戦に。
数人が強力な武器を持っていればほぼ相手ではないでしょう。
倒すと無事、だいかくの珠が手に入ります。
次はしののためにおおつかのさとへ。
おおつかのさと
最初にしのを仲間にした際には太刀打ちできませんでしたが、もう戦力十分、げんじんとの戦闘に挑みましょう。
中身はらせつぼう一体で、もう大した敵ではありませんので、ばっさり斬って捨てましょう。
待望のしのの最強装備、むらさめまるとしのの珠を入手。
これで、晴れて八犬士と八つの珠がが揃いましたので、静姫に会いに行きましょう。
・・・と言っても、まだ少しレベル上げ等をする場合はまだ合流しなくても可です。
理由としては、
・8人でさえも移動速度かなり遅いのに、静姫も合流するとさらに移動がノロノロに
・戦闘参加しない静姫ですが、仲間にすると宿代は9人分とられる
ということで、わずかではありますが、まだ本編攻略を進めない場合は仲間にしないのもありです(といっても大した差ではないのですぐに合流でもOK)。
いざ、静姫の待つかのうのむらへ。
かのうのむら
村に入り、静姫に会うと、すべてを集めてきた労をねぎらい、いざたまずさ退治に、と静姫も合流、本格的に攻略ストーリーに入ります。
と言っても、本作お約束、先に行くヒントは一切もらえないので、ここからはノーヒントの場合は隅々までマップを回るような感じになります。
実際には、各人の最強装備(現時点で入手できるものまで)→重要アイテム集め→中ボス退治&先の村へ→大ボス(たまずさ)退治と向かうことに。
いよいよ9人旅になってからは、引き続き